不動産情報総合サービスのアットホーム(株)は25日、同社のネットワークにおける首都圏の2003年8月の「売物件」について、物件登録数、登録価格、成約数、成約価格を明らかにした。
これによると物件登録数は、中古マンションが1,614件(前年同月比9.9%増)で4ヵ月連続のプラス、新築戸建についても5,669件(同20.1%増)で9ヵ月連続のプラスとなった。一方、中古戸建ては同▲15.8%の1,160件で3ヵ月連続のマイナス、居住用土地についても同▲4.6%の2,528件で13ヵ月連続のマイナスであった。
首都圏平均の登録価格は、中古マンションが1平方メートル当たり36.20万円(前年同月比9.3%上昇)で10ヵ月連続のプラス、1戸当たりでも同6.0%上昇の2,188万円で4ヵ月連続のプラスとなった。一方、新築戸建は1戸当たり3,621万円(同▲4.9%)で32ヵ月連続の下落、中古戸建も3,140万円(同▲5.3%)と8ヵ月連続で下落となり、過去最低を記録した。居住用土地の登録価格は、1平方メートル当たり17.70万円(同1.5%上昇)であった。
首都圏平均の物件成約数は、中古マンションが575件(前年同月比10.6%増)で3ヵ月連続のプラス。新築戸建は1,252件(同6.6%増)で4ヵ月連続のプラスとなったが、中古戸建は368件(同▲15.0%)と3ヵ月連続のマイナスとなった。
首都圏平均の成約価格は、中古マンションが1平方メートル当たり32.32万円(前年同月比2.1%上昇)、1戸当たりが1,947万円(同3.5%上昇)で、いずれも14ヵ月連続のプラスであった。新築戸建は1戸当たり3,583万円(同▲7.2%)で5ヵ月連続のマイナス、中古戸建てについても1戸当たり2,650万円(同▲1.8%)で3ヵ月連続のマイナスとなった。