森トラスト(株)は10日、JR東京駅に隣接するタワー型の複合ビル「丸の内トラストタワー N館」の竣工修祓式を執り行なった。
神事は、設計を担当した(株)安井建築設計事務所、施工を担当した鹿島建設(株)、主要テナントの(株)安井建築設計事務所をはじめとする関係者および報道陣が見守る中、滞りなく終了。神事後の直会の席で、同社代表取締役の森章氏は「竣工を無事迎えることができて嬉しく思う。このタワーの竣工が、八重洲地域発展の起爆剤となるよう努力したい。第2期棟も2008年3月には完成させたい」と述べた。
「丸の内トラストタワー N館」は、最先端の機能を備えた究極のオフィス環境の場を提供する「丸の内トラストタワープロジェクト」の第1弾で、主にオフィステナント入居ビルとして活用していく。一方、現在計画中の第2期棟(本館)については、オフィステナントの他、高さ制限で180m級の許可が下りた際は、眺望を魅力としたホテルの入居も構想中。また下層部には商業施設の入居も予定されており、1期棟を上回る規模の超高層ビルになるという。