不動産ニュース / その他

2003/10/15

JPR、投資用物件に「福岡ビル」取得

 日本プライムリアルティ投資法人(JPR)は14日、不動産投資信託(REIT)のための投資物件として「福岡ビル」(東京都中央区)の土地および建物の区分所有権を取得することを決定したと発表した。

 JPRでは、東京都心オフィスビルの取得によってポートフォリオの安定化と充実を図るべく、同物件の取得を決定。取得価格は18億円で、(株)ランドビジネス(東京都千代田区、代表取締役:亀井正通氏)および(株)インタープラネット(東京都中央区、代表取締役:亀井正通氏)から取得する。取得予定日は10月15日。
 「福岡ビル」は、1990年5月に竣工した鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地下2階地上10階建てのオフィスビル。敷地面積1,302.17平方メートルのうち同社が取得するのは共有持分136.93平方メートル。1棟全体の専有面積7,679.60平方メートルのうち同社が取得する専有持分は1,303.62平方メートル。総賃貸可能面積および総賃貸面積は1,250.05平方メートル。取得予定日の稼働率は100%、テナント総数は1で、(有)経営法学倶楽部が入居している。

 また同日、資金の借入について明らかにした。
 借入先は(株)あおぞら銀行で、借入金額は18億円。金利は0.83833%(2003年10月16日~同年12月26日まで。同年12月27日以降の金利は未定)。15日に借入を実行し、同期限に一括返済する。
 なお、担保は福岡ビルを信託財産とする不動産信託受益権に対する第一順位の質権設定など。また新横浜第二センタービルについても、第一順位の抵当権設定を仮登記した。

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