旭化成ホームズ(株)は14日、個性的な暮らしを都市部で楽しみたいというシングルリッチやDINKS向けに、「個性的な自分好みの空間」を提供する都市型賃貸住宅「ヘーベルメゾンm3(エム・キューブ)」を16日より発売すると発表した。
同社が注目したのは、新設住宅着工戸数が低迷する中で、賃貸住宅だけが2年連続で増加し、すでに数の面では足りているにもかかわらず、ストック数が更新されつつあること。また、シングルリッチやDINKS世帯の増加、都心回帰が進行している現状。そこで、より個性的で都市に居住することを楽しめる、付加価値の高い賃貸住宅の提供をめざして同商品を発売するにいたった。
具体的には外観は高級感のあるエントランスホールを備え、開口部を3階まで連ねた直線的なフラットサーフェイスデザインとするなど、極めてシンプルな建物形状としモダンな印象を実現。また2階の共用廊下から各住戸へアクセス、2階と1階、2階と3階をそれぞれ利用するメゾネット形式にすることにより防犯性に配慮したマンション型メゾネットという新しい形式を提案した。また、2階と玄関に他目的に使えるワークスペースを設けながらも1階と3階はプライベートスペースとして空間を設けることにより、マンションでありながら立体的で豊かな空間を感じることができるとしている。
価格は3.3平方メートルあたり66万円から、初年度の販売目標は100棟。