不動産ニュース / 開発・分譲

2003/10/22

ダイケンホーム、住宅引渡し前にVOC測定を実施

 大建工業グループの住宅会社、ダイケンホーム(株)(大阪府吹田市、社長:岡田忠志氏)はこのほど、シックハウス症候群への関心が高まっていることに注目、自社で建てた住宅内の揮発性有機化合物(VOC)などの濃度を測定して施主に通知する無料サービスを開始すると発表した。

 同サービスは、ダイケンホームが事業主である戸建て注文住宅および分譲住宅全戸に対して行なわれる。対象は今年7月1日以降に着工したもの。竣工後、住宅性能表示制度の「空気に関すること」で示されているホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレンの6物質の気中濃度を測定。厚生労働省の指針値を下回っているかどうかの検査結果を、引渡し前に施主に説明する。
 同社によれば。これまでホルムアルデヒドの簡易測定などを行なっている住宅会社はあるが、VOCの測定まで行なうのは業界初。これにより、施主にとっての「安心情報」を提供できるものとしている。

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