不動産ニュース / 調査・統計データ

2003/10/30

東京カンテイ、2003年の「首都圏ワンルーム最新事情」発表

 (株)東京カンテイは30日、2003年の「首都圏ワンルーム最新事情」をまとめ、発表した。

 これによると、首都圏において、2003年1月~9月までに新規供給されたワンルームマンションは約5,000戸となり、年間では昨年並みの7,000戸超程度が供給されるものと見られる。新築ワンルームマンションの平均専有面積は、22.56平方メートルと過去最大を記録。専有面積別のシェアは20平方メートル~25平方メートル未満が78.2%と最も多く、全体で20平方メートル超が94.7%を占めた。
 中古ワンルームマンションについては、1971年以降のストック数は19万1,268戸となり、2004年には20万戸を突破する見込み。
 販売価格は、新築は2,149万円と2,000万円を若干上回る水準で推移、中古は906万円と2年連続で上昇している。
 平均賃料は新築が9万7,024円(前年比1.7%上昇)、中古が7万809円(同0.1%上昇)、表面利回りは新築が5.42%、中古が9.38%。
 なお同社では、首都圏ワンルーム市場の今後の課題として、供給対象地の都心部・近郊での地価の下げ止まり傾向および建築コストの上昇、東京23区のうち22区で実施されている“ワンルーム規制”の存在などをあげている。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/25

記者の目を公開しました

今の若い世代が集合住宅に求めるものとは?」を公開しました。
住宅に求められるものが多様化する中、若い世代は何を求めているのでしょうか。今回は、若者自身が集合住宅の企画アイディアを提案する「学生プランニングコンペ」(開催:スカイコート(株))を取材しました。