野村不動産オフィスファンド投資法人(東京都新宿区、執行役員:秋山安敏氏)は4日、9番目の不動産投資信託(JREIT)として東京証券取引所の不動産投資信託市場に上場した。
同投資法人は、野村不動産(株)が100%出資する運用会社「野村不動産投信(株)」(東京都新宿区、代表取締役社長:秋山安敏氏)により、2003年8月7日に設立された。
発行投資口数は148,600口で、公募価格は1口につき500,000円。投資対象は、主に三大都市圏および政令指定都市等に立地するオフィスビルで、「新宿野村ビル」(東京都新宿区)、「TTランディック東陽町ビル」(東京都江東区)、「野村不動産大阪ビル」(大阪市中央区)など12物件を12月9日に取得予定となっている。12物件の取得予定総額は1,042億3,000万円。
なお、上場初日の初値(始値)は公募価格を上回る505,000円で、その後高値が515,000円を記録、終値は510,000円であった。