不動産ニュース / IT・情報サービス

2003/12/4

東京ビル協、出だし好調「空室情報サイト」の実績を発表

 (社)東京ビルヂング協会は4日、同協会ホームページ(http://www.birukyo.or.jp/)内において、10月1日に開設、稼働中の「空室情報サイト」による成約実績が、稼働後2ヵ月弱で5件となったと発表。同協会によると物件登録も順調に増加しており、11月15現在で300件超となっている。

 成約した5物件は、いずれも東京都中央区に所在する8~9階の中型ビル。ビル市況の低迷する中、契約の促進に向ける会員の強い要望によって創設された同サイトへの注目度の高さをする結果となった。開設時の目標は物件登録数400件であったが、同協会事務局では、成約物件が出てきたことによる最近の登録、問い合わせの状況などから、2004年の早い時期に500件に達するものとみている。
 また、同協会では、空室増という共通の問題を抱える地方協会会員の利用に供するため、同一フォーマットによる全国展開を日本ビルヂング協会連合会に提案。これを受け、大阪・神奈川・九州・四国の各ビルヂング協会が参加を表明、すでに数十物件が登録されている。近く名古屋・中国の2協会も参加の予定。空室情報を先行して実施している新潟・京都・兵庫と合わせ、同協会独自の空室情報サイトの全国ネット化が進行している。
 同協会事務局によれば、非会員のビルオーナーの関心も高く、入会方法などについての問い合わせが増加しているという。

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