不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2003/12/12

三菱地所、証券化スキームにより資産を取得

 三菱地所(株)は12日、他の投資家と共同で特別目的会社(SPC)を設立し、(株)みずほコーポレート銀行より、「みずほコーポレート銀行本店ビル」(東京都千代田区)の信託受益権を取得することを発表した。

 同物件の概要は、土地部分が敷地面積6,780.46平方メートルで、建物部分は1973(昭和48)年12月竣工、地下5階地上15階塔屋3階、延床面積7万4,088.47平方メートル。みずほコーポレート銀行が、同物件をみずほ信託銀行宛に信託設定し、SPCが、ノンリコースローンを活用して信託受益権を取得する。取得総額は864億円で、2月12日に契約を締結、同月25日に取得予定となっている。

 取得後は、信託受益者であるみずほ信託銀行から同社がマスターリースした後、みずほコーポレート銀行に定期借家契約により賃貸することとなる。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。