不動産ニュース / その他

2003/12/18

積化工、「セキスイハイムM1」展示棟を設置

「セキスイハイムM1」外観
「セキスイハイムM1」外観

 積水化学工業(株)住宅カンパニーは18日、セキスイハイムの第1号商品「セキスイハイムM1」が日本建築学会とドコモモ(※)日本支部が選定する「日本のモダニズム建築100選」に選出されたのを記念し、「セキスイハイムM1」展示棟(仮称)を2004年5月に設置すると発表した。

 「セキスイハイムM1」は、同社の住宅事業進出第1号となる商品で、大野勝彦氏(大野建築アトリエ主宰)と同社との共同開発により誕生。1970年に第1回「東京国際グッドリビングショー」に出展しデビューを迎えたもので、発売から32年を経過した2003年3月31日現在、全国に12,952棟が現存している。
 「100選」選出を記念し設置される展示棟は、実際に住居として使用していた「セキスイハイムM1」を、同社住宅技術研究所内(茨城県つくば市)に移設し、設置するもの。展示棟内には、「東京国際グッドリビングショー」に出展した際の据え付け・外観・室内や話題を集めた様子、基本空間構成の概念図など、発売当時の様子を写真パネルで展示する。

 なお、今回の「100選」には、フランク・ロイド・ライトやブルーノ・タウトの作品、日本初の超高層ビル「霞ヶ関ビル」など1921年~1970年の建物が選定されており、量産化住宅として唯一「セキスイハイムM1」が選定された。
 
※ドコモモ(DOCOMOMO)…本部・パリ。「近代運動に関わる建築、周辺環境の記録調査および保存」を行なう団体で、1988年に設立。現在世界40ヵ国が加盟し活動している。

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