不動産ニュース / 開発・分譲

2003/12/24

「深沢ハウス」、地域に貢献する防災機能を設置

 (株)長谷工コーポレーションは24日、同社を含め11社が事業主となり現在建設中の「深沢ハウス」(東京都世田谷区、総戸数772戸)について、入居者のみならず地域住民も利用することができる、さまざまな防災機能を設置したと発表した。

 同物件は、敷地総面積約4万平方メートルのうち3分の2が空地となっており、大きな震災が発生した時などに、地域住民の避難場所として敷地のオープンスペースが利用される。
 敷地内には、井戸を掘削し、そこから汲み上げた地下水を安全な飲料水に生成し供給するシステム「E WELL」を国内のマンションとしては初めて導入。24時間に15トンの供給能力を有する同システムにより、被災時に約4,800人が1日に必要とする飲料水を賄うことができる。
 また、マンホールの蓋を外して、組み立て式簡易トイレを設置するだけで利用することが可能な「下水道直結トイレ用マンホール」(3ヵ所)や、非常時に炊き出しかまどになるベンチ「ベンチ兼炊き出しかまど」(4ヵ所)、同物件および周辺地域で火災が発生した時に利用できる「防水水槽」(5ヵ所)、防災時に地域住民への緊急放送を流す「防災行政無線屋外拡声子局」(1ヵ所)なども設置される。

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