三菱地所グループは15日、現在JR川崎駅前においてリニューアルを進めている大規模商業施設「川崎ルフラン」（川崎市川崎区）を、3月3日にグランドオープンすることを決定したと発表。
1988年の開業以来、三菱電線工業（株）が所有していた「川崎ルフラン」は、2003年9月に三菱信託銀行（株）宛に信託譲渡され、信託受益権が特別目的会社（SPC）に譲渡されていたもの。
同社グループでは、三菱地所投資顧問（株）が同物件のアセットマネジメント業務を、三菱地所（株）が2003年8月に閉店した西武百貨店跡の新規店舗リーシング業務を、三菱地所ビルマネジメント（株）が商業施設全般のプロパティマネジメントを受託しており、グランドオープンに向けての改装工事のコンストラクションマネジメント業務を、（株）三菱地所設計が受託している。
リニューアル後の新生「川崎ルフラン」には、首都圏最大規模となる「ヨドバシカメラ」をキーテナントに、インテリアショップ「フラン フラン」、スポーツ用品専門店「スーパースポーツゼビオ」などの“生活創造系”店舗を中心とする19店舗が新たに出店。既存専門店38店舗および、旧西武百貨店テナント7店舗とともに、地元商圏をコアターゲットとした施設構成をめざし、地域の活性化に寄与するとしている。
