日本プライムリアルティ投資法人(JPR)は22日、不動産投資信託(REIT)のための投資物件として「堂島Fビルディング」(大阪市北区)の土地および建物の所有権を取得することを決定したと発表。
JPRでは、地方主要都市のポートフォリオの充実を図るべく、同物件の取得を決定。取得価格は21億4,000万円で、日本橋興業(株)(東京都中央区、取締役社長:原和司氏)から取得する。取得予定日は1月23日。
「堂島Fビルディング」は、1992年10月に竣工した鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地下2階地上9階建てのオフィスビル。敷地面積668.11平方メートル、延べ床面積5,696.01平方メートル。総賃貸可能面積は3,941.27平方メートルで、総賃貸面積は3,633.63平方メートル。取得予定日の稼働率は92%、テナント総数は10で、主要テナントは(株)ジオス。
また同日、同物件取得資金の借入について明らかにした。
借入先は(株)福岡銀行で、借入金額は20億円。無担保・無保証の変動金利借入で、金利は0.69%(2004年1月24日~同年4月27日まで。同年4月28日以降の金利は未定)。23日に借入を実行し、返済期限は2005年1月23日。期限一括返済とする。