三井不動産(株)は23日、都心部の利便性の高い立地を中心に、新しい価値基準のマンション「パークホームズ アーバンレジデンス」シリーズを展開すると発表した。
同シリーズは、個人の価値観やライフスタイルの多様化、少子高齢化をはじめとした社会情勢の変化をふまえ、小家族の実需層を対象とした、快適性と安全性を合わせ持った新しい住まいとして提案されるもの。「『素』で誇れる住まい。『創造』を生み出す住まい。」というコンセプトのもと、耐火性能や断熱性能、ブロードバンドインターネットなど、従来の「パークホームズ」シリーズがもつ、住宅としての高レベルな基本性能はそのままに、住戸内の仕上げや設備については極力シンプルなものに。さらに「オーナーズスタイリングシステム」を全面的に導入することで、顧客が好みや予算に応じて住空間を創造できる、自由度の高い造りとなっている。
また、都心立地をふまえ、セキュリティ設備も従来以上に高度なものとなっている。既存の24時間機械警備による三井のマンションセキュリティシステムに加え、24人分の来訪者録画機能やエントランスカメラ監視機能を付加した新システムを採用。全住戸全開口部への防犯センサーの設置、さらには、毎日昼夜2回の共用部巡回なども行なう。
都内第1号物件として「パークホームズ目黒アーバンレジデンス」(東京都目黒区、総戸数60戸)を販売する。2004年1月31日にモデルルームをプレオープン、同年2月に販売を開始し、2005年3月に竣工の予定。
同社では、今後も文京区、港区、品川区などのJR山手線内やターミナル駅間近の利便性の高いエリアの物件を引き続き計画しており、同シリーズで年間300戸から500戸程度の供給をめざすとしている。
なお、都心部の「パークホームズ アーバンレジデンス」シリーズについては、東京都南青山に建設するマンションギャラリーを中心に販売活動を行なっていく。