野村不動産オフィスファンド投資法人は30日、不動産投資信託(JREIT)のための不動産投資物件として「神田岩本町東誠ビル」(東京都千代田区)の信託受益権を取得すると発表した。
同物件は、JR「秋葉原」駅より徒歩6分に位置し、靖国通りに面した角地にあるため、視認性・競争力が高いうえ、JR「秋葉原」駅については、2005年に「つくばエクスプレス」の乗り入れが予定されている。同法人では、これに伴う当該周辺部の再開発により、エリアの発展が期待されるものとしている。
建物は1988年7月に竣工した、地上9階建てのオフィスビル。土地面積773.32平方メートル、建物の延床面積4,698.97平方メートル。総賃貸可能面積は4,076.39平方メートルで、取得時の稼働率は100%。
取得先は、東誠不動産(株)(東京都千代田区、代表取締役:山口誠一郎氏)、取得価額は30億8,000万円。