不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2004/2/2

JRF、2物件の取得に向け投資口を追加発行

 日本リテールファンド投資法人(JRF)は29日、同日開催の役員会において新規投資物件取得資金調達のため、新投資証券発行について決議し、6万7,000口の追加発行を発表した。

 今回発行されるのは公募による新投資証券で、国内募集4万5,300口(予定)・海外募集2万1,700口(予定)の合計6万7,000口。国内募集の申込期間は2月20~24日、発行価格その他は今後の役員会で決定される予定。発行による手取概算額は434億5,100万円(国内募集293億7,800万円、海外募集140億7,300万円)。当該資金により、新規投資物件の信託受益権を購入する。

 取得を予定しているのは、「エスキス表参道」(東京都渋谷区、取得予定価格145億円)、「イオン札幌苗穂ショッピングセンター」(札幌市東区、同93億8,000万円)の2物件。

 なおJRFは同日、2003年10月23日の決算発表時に公表した2004年2月期および8月期の運用状況予想の修正を併せて発表。2004年2月期については、営業収益が68億5,300万円(前回発表予想63億6,800万円)、当期利益は23億9,800万円(同23億7,200万円)、1口あたりの分配金は15,724円(同15,553円)に修正。
 8月期については、取得予定2物件を遅滞なくすべて取得したものとみなし、営業収益が85億9,600万円(前回発表予想63億7,100万円)、当期利益は30億8,600万円(同20億600万円)、1口あたりの分配金は14,059円(同13,153円)に修正した。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆