不動産ニュース / その他

2004/2/13

JREITの森トラスト総合リート投資法人、東証に上場

 森トラスト総合リート投資法人(東京都港区、執行役員:村田正樹氏)は13日、11番目の不動産投資信託(JREIT)として、東京証券取引所の不動産投資信託市場に上場した。

 同投資法人は、森トラスト(株)(65%)、(株)パルコ(10%)、(株)損害保険ジャパン(10%)、(株)三井住友銀行(5%)、(株)UFJ銀行(5%)、(株)みずほコーポレート銀行(5%)の6社が出資する運用会社「森トラスト・アセットマネジメント(株)」(東京都港区、代表取締役:村田正樹氏)により、2001年10月2日に設立された。

 発行投資口数は108,640口(オーバーアロットメントによる売出上限3,360口)、公募価格は1口につき730,000円。東京都心部の大型オフィスビルを中心に、中長期の賃貸借契約の締結を基本とした投資方針を掲げており、現在のポートフォリオは「日立本社ビル」(東京都千代田区)、「三田MTビル」(東京都港区)などオフィスビル5棟、「イトーヨーカドー湘南台店」(神奈川県藤沢市)など商業施設2棟。7棟の取得総額は1,072億円。平均稼働率は100.0%(2003年12月1日現在)。

 上場初日の初値(始値)は公募価格を上回る753,000円で、その後高値が757,000円を記録。終値は753,000円であった。

 なお同日、2004年3月期および2004年9月期の運用状況の予想を発表。
 これによると、2004年3月期の営業収益は36億7,400万円、当期純利益は24億600万円、1口当たり分配金は15,038円。2004年9月期の営業収益は40億5,300万円、当期純利益は24億8,800万円、1口当たり分配金は15,553円を見込むとしている。

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