不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2004/2/18

JPR、「2003年12月期決算」発表

 日本プライムリアルティ投資法人(JPR)は17日、「2003年12月期決算短信」を発表した。

 当期(2003年7月1日~12月31日)運用状況は、営業収益64億2,100万円(前期比22.0%増)、営業利益29億3,300万円(同30.6%増)、経常利益24億6,800万円(同24.0%増)、当期純利益24億6,700万円(同24.0%)であった。1口当たりの分配金は5,895円(同▲977円)、分配金総額は24億6,700万円(同4億7,700万円増)、配当性向は99.9%。

 JPRは当期、「クラレニッセイビル」(追加取得分、投資額50億円)をはじめ、「五反田ファーストビル」(区分所有権、同29億2,000万円)、「名古屋恒和ビル」(同45億5,000万円)、「福岡ビル」(区分所有・共有、同18億円)を取得。併せて、当期に『バリューアップ不動産』と位置付けていた「安田生命天六ビル」について、適切な修繕工事を行ない資産価値の向上に努めた結果、2001年11月取得時に約55%だった稼働率を100%に向上し売却(売却価格6億円)、1億7,000万円の譲渡益を実現した。
 これにより、JPRの保有する資産は32物件(取得価格ベース1,396億4,000万円)、総賃貸可能面積218,734.67平方メートル、テナント数357となった。当期末時点のポートフォリオ全体の稼働率は92.7%(前期末比▲0.8ポイント)。

 なお次期については、営業収益66億8,600万円、経常利益24億900万円、当期純利益24億800万円、1口当たり分配金5,600円を見込むとしている。

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