不動産ニュース / 開発・分譲

2004/2/20

東京建物、不動産証券化スキームにより「みずほ銀行大手町本部ビル」等を取得

 東京建物(株)は20日、特別目的会社(SPC)の(有)東京プライムステージを通じて、(株)みずほ銀行および(株)損害保険ジャパンより、「みずほ銀行大手町本部ビル」(東京都千代田区)、「大手町フィナンシャルセンター」(同)を取得することを決定したと発表した。

 1966年竣工の「みずほ銀行大手町本部ビル」は、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造地下4階付地上16階建て。延床面積は79,899.02平方メートル。「大手町フィナンシャルタワー」は、1992年竣工、鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造地下4階付地上24階建。延床面積は51,530.34平方メートル。
 「みずほ銀行大手町本部ビル」はみずほ銀行が所有、「大手町フィナンシャルタワー」はみずほ銀行と損害保険ジャパンの2社が区分所有しているもので、SPCによる取得総額は1,450億円。2月27日に2社と契約を締結、みずほ銀行所有分は同日、損害保険ジャパン所有分は翌28日に引渡しを行なう予定となっている。

 資産取得後は、両ビルのうち、現在みずほ銀行が使用している部分については、同社がみずほ銀行宛に賃貸(定期借家契約)、その他の部分については信託受託者が第三者に継続して賃貸する。
 なお定期借家契約終了後、「みずほ銀行大手町本部ビル」については、同社がプロジェクトスポンサーとして大手町地区の整備方針および街づくり構想などを踏まえ、国際的なビジネス拠点として再開発を行なっていくとしている。

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