エリアリンク(株)は24日、「2003年12月期決算短信(非連結)」を発表した。
当期単体業績の売上高は44億6,700万円(前年同期比104.7%増)、営業利益は5億4,600万円(同140.8%増)、経常利益は4億8,800万円(同132.1%増)、当期純利益は2億6,000万円(同113.0%増)であった。
セグメント別には、レンタルマネジメント事業において、事業現場数、区分数の増加により、30億5,500万円(前年同期比64.9%増)の売上を計上。特にマンスリーマンションは、2001年末が105室、2002年末が632室、2003年末が868室と順調に増加しており、売上増加に寄与した。このほか、コンテナ(2002年末70現場→2003年末92現場)、トランクルーム(2002年末27現場→2003年末33現場)についても順調な推移となっている。
クリエイトマネジメント事業では、当期に、中古建物等を回収し付加価値を加えて運用効率を上げる「ハローリニューアル事業」をスタート。第1号物件(東京都豊島区)を竣工、販売を行なった。
これを受け、対象範囲を木造アパートのみならず、鉄骨造4階建共同住宅等にも拡大し、10億2,000万円の売上を計上。クリエイトマネジメント事業全体の売上高は、12億900万円(前年同期比389.0%増)となった。
また、ストックマネジメント事業では、「赤坂コインパーキング」、「学芸大コインパーキング」、「西葛西独身寮」等の同社保有物件が安定的に収益を生み、16億7,000万円(前年同期比430.1%増)の売上を計上した。
なお次期については、売上高60億700万円、経常利益7億2,100万円、当期純利益3億9,000万円を見込むとしている。