東宝不動産(株)(東京都千代田区、取締役社長:堀内實三氏)は25日、新規事業としてシルバービジネス事業に参入することを決議したと発表した。
新規事業参入に伴い、3月1日付で、同事業の所管部署「SOL(support of life)事業部」を新設。同時に、有料老人ホーム、グループホームの運営・管理を手がける100%出資子会社「東宝サポートライフ(株)」(東京都千代田区、取締役社長:堀内實三氏)を設立する。
第1弾として、川崎市多摩区の同社所有地において、介護の必要な高齢者を対象とした介護付有料老人ホームを建設する。
同施設は、全敷地面積11,316平方メートルに、地上3階建て(一部2階建て)を2棟配したもので、入居定員は各施設44名、合計88名。総延床面積は5,330平方メートル、居室は各室20平方メートル。介護職員は入居者1人に対しおおむね1.5人を配置、グループで生活を共にするユニットケア方式を採用する。
入居一時金は2,000万円未満、月額利用料は25万円程度(管理費、食費、介護費含む)を予定。2004年6月に着工、2007年4月に竣工し、同年5月の開設をめざす。