不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2004/3/2

積水ハウス、「2004年1月期決算」発表

 積水ハウス(株)は1日、「2004年1月期決算短信」(単体・連結)を発表した。

 当期単体の売上高は1兆550億2,700万円(対前期比0.2%増)、営業利益は658億6,800万円(同12.5%増)、経常利益は655億5,400万円(同18.0%増)、当期純利益は335億8,000万円(同11.2%増)。
 当期連結業績(対象97社)の売上高は1兆3,260億3,900万円(対前期比0.2%増)、営業利益は803億3,300万円(同10.4%増)、経常利益は790億6,200万円(同14.3%増)、当期純利益は377億6,100万円(同9.3%贈)であった。

 同社では当期、多様化する顧客ニーズに応えるべく、営業力や設計対応力の強化に努めた。また、新たに設置した「ハートフル生活研究所」においては、ペット共生住宅「ディア・ワン」やホームシアターを組み込んだ「シアター アット ホーム」などを開発するなど、生活ソフト提案を一層強化。そのほか「家」らしさを大切にしたグループホームなど、時代のニーズに即した提案を行なった。
 一方で、ハード技術面の充実にも努め、12月には「免震住宅」の本格販売を開始。「耐震住宅」と合わせて、大きな安心を提供できるものとして提案力を強化した。
 さらに、主力の戸建住宅については、品質の向上、環境配慮の徹底に努め、2003年8月には、業界各社に先駆けて、すべての戸建住宅において、気密断熱性能をクリアする「次世代省エネルギー仕様」としたほか、業界トップクラスの室内環境対策を施すなど、環境に優しく、快適な住宅を強化した。

 次期については、通期で、売上高1兆3,500億円、経常利益750億円、当期純利益385億円を見込んでいる。

 なお、併せて同日、2004年4月27日付で現・代表取締役会長の奥井 功氏が退任し、相談役に就任(予定)する役員人事を明らかにした。

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