不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2004/3/3

JRF、投資物件に「エスキス表参道」等を取得

 日本リテールファンド投資法人(JRF)は2日、不動産投資信託(JREIT)のための投資物件として「エスキス表参道」(東京都渋谷区)および「イオン札幌苗穂ショッピングセンター」(札幌市東区)の不動産信託受益権を取得したと発表した。

 ポートフォリオに占める東京都心物件の充実を図るために取得した「エスキス表参道」は、1982年竣工、地上5階建ての商業ビル。高級ブランド店の出店が相次ぐ表参道に位置し、シャネル、イヴ・サン・ローラン、グッチといったいわゆるスーパーブランドのほか、ファッションアパレルブランドや飲食店等が入居している。
 テナント総数は21。21テナント中19テナントとの賃貸借契約が、ほぼ2年ないし5年の定期借家契約となっており、将来的にテナントの入れ替え等によるバリューアップを図りやすい物件となっている。
 取得先は(有)エム・シー表参道、取得価格は145億円。

 一方、ポートフォリオにおける初の北海道物件となる「イオン札幌苗穂ショッピングセンター」は、2003年6月に開業した、北海道初のモール型ショッピングセンター。札幌市中心部から江別市方面へ向かう国道275号線に面し、札幌環状線からも至近距離であることから、広域なアクセビリティを持つ好立地に位置する。
 テナント総数は96。イオンとのマスターリース契約(20年間の定期借家契約)に基づき、ジャスコおよびスポーツオーソリティを核テナントに、専門店等に転貸されている。
 取得先は東苗穂ショッピングセンター特定目的会社、取得価格は92億6,000万円。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。