日本不動産金融工学学会(JAREFE)は6日、明海大学浦安キャンパス(千葉県浦安市)にて2004年定期大会ならびに総会を開催した。
2003年度事業報告では「J-REITのリターン特性と分散効果―月次データを用いた分析―」をはじめ8本の論文が発表された。
また総会では今年度に実施、あるいは実施予定であるジャレフ・ジャーナル、実務ジャーナルの発刊、第3回実務者セミナー「地震リスクのマネジメントについて」、第4回不動産金融シンポジウム「不良債権処理と企業再生」などの報告が行なわれた。
JAREFEの会員数は、2003年度3月現在で532名(個人正会員421名、学生会員32名、法人会員23社79名)。2001年度同期は433名、2002年度同期481名と順調に会員数を伸ばしている。