不動産ニュース / 政策・制度

2004/3/19

ニチモ、事業再構築計画について国交省より認定

 ニチモ(株)は19日、2004年3月12日に産業活力再生特別措置法第3条第1項の規定にもとづいて申請していた「事業再構築計画」が国土交通省より認定を受けたと発表した。

 認定の概要は次のとおり。

 認定日は平成16年3月19日(金)で、認定事業者は、ニチモ(株)(東京都豊島区、取締役社長:辻征二氏)。
同社によると、事業再構築の目標としては、中核事業であるマンション分譲事業に経営資源を集中するとともに、ファミリー向けマンションは中低価格帯に、都心型コンパクトマンションは低価格帯に絞り込んで供給していくことにより、事業の再構築を図るとしている。

 事業構造においては、(株)整理回収機構(RCC)の協力のもと、(株)りそな銀行など関係金融機関からの債務免除および債務の株式化による総額384億円の金融支援を受けて財務体質を強化するほか、自社保有賃貸事業から撤退する。保有固定資産は売却、賃貸管理業については、関連会社のニチモコミュニティ(株)に移管する。

 事業革新については、顧客起点の原点に立ち返り、顧客ニーズを的確に反映した商品の提供に注力していくとし、ファミリーマンションにおける価格、仕様の見直しや、都市型コンパクトマンション事業への新たな参入を行なう。

 事業再構築の実施機関については、2004年3月に開始、2006年9月に終了としている。

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