不動産ニュース / その他

2004/3/22

ディックスクロキ、UFJつばさ証券と提携し住居系不動産ファンドを組成

 (株)ディックスクロキは22日、UFJつばさ証券(株)との提携により、同社が開発した賃貸マンションを証券化し、新規私募ファンドとして組成したと発表した。

 同社では、投資用賃貸マンションの1棟売りに特化し、個人投資家および外資系投資ファンドに対して賃貸不動産を積極的に供給してきており、この度、証券化技術および私募ファンドの組成・販売に強みを持つUFJつばさ証券と提携することで不動産投資の裾野拡大につなげるべく、住居系不動産の私募ファンドを組成することとした。
 これにより、UFJつばさ証券がフィナンシャルアドバイザーとして、ストラクチャリング、SPCの資金調達アレンジを担当するととともに、エクイティ部分を引き受け、投資家への販売を実施。同社がプロパティマネジャーとして物件管理・入居募集を担い、ファンドのパフォーマンス向上に貢献していく。

 今回組成するファンドは、単身~DINKS層をターゲットにした新築物件中心の住居特化型ファンド。
 証券化する賃貸マンションの資産規模は約30億円(東京都3物件、福岡市3物件)で、うち約65%をノンリコースローン、約35%をエクイティ出資により調達。同社の地元である福岡市の物件に加え、東京(城南地区)の安定利回り物件を組み入れることにより、リスク分散とエコノミクスの向上を図るとしている。
 2004年3月に福岡3物件、東京1物件をファンドに組込み、今秋には残り東京2物件を組込む予定。

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