野村不動産オフィスファンド投資法人(NOF)は25日、不動産投資信託(REIT)のための不動産投資物件として、「いすゞ芝ビル」(東京都港区)の不動産信託受益権取得の契約を締結した。
同物件がある芝エリアは、品川・丸の内エリアのほぼ中間に位置する。NOF は、同物件がJR「田町」駅まで徒歩3分、都営線「三田」駅まで徒歩5分と利便性に優れ、羽田空港や新幹線「品川」駅、首都高速へのアクセスにも優れていること、エリア内に金融機関や大手電気メーカーの本社・営業拠点が多数あることを評価。売り主のターフ・インベストメント(有)より100億円で取得することを決定した。
25日に信託受益権売買契約を締結し、5月25日に売買を実行、信託受益権の引渡しを行なう。
同物件は、1991年3月竣工、鉄骨鉄筋コンクリート・鉄骨造陸屋根地下1階付7階建てのオフィスビル。賃貸面積は8,165.08平方メートル、テナント数は10で、3月25日現在の稼働率は100%となっている。