不動産ニュース / 開発・分譲

2004/4/8

プロロジス、日立物流専用物流施設「プロロジスパーク加須」建設へ

「プロロジスパーク加須」完成イメージ
「プロロジスパーク加須」完成イメージ

 物流施設専門の不動産開発会社プロロジス(日本本社:東京都港区、社長:ジェフリーH.シュワルツ氏)は8日、ビルド・トゥ・スーツ型(特定テナント向け)大型物流施設「プロロジスパーク加須」(埼玉県加須市)を建設すると発表。2004年6月15日に着工することを明らかにした。

 埼玉県における同社初の物流施設となる「プロロジスパーク加須」は、同社が管理・運営する国内のビルド・トゥ・スーツ型物流施設としては最大級の規模となるもの。2005年3月末の竣工後は(株)日立物流(東京都江東区)へ長期間賃貸され、トイレタリー業界向け共同物流拠点として利用される予定となっている。

 同施設は、東北縦貫自動車道加須インターチェンジより約1.5km、東武伊勢崎線「花崎」駅から1.3kmに位置する加須工業団地内に立地。東北および北関東地域への交通の要衝として、現在も企業の配送センターなどが数多く立地、あるいは建設予定となっている地域で、国内物流の戦略的拠点として高い立地メリットを有している。

 敷地面積は約38,278平方メートル(約11,579坪)、延床面積約57,992平方メートル(約17,542坪)、鉄骨造地上5階建て。1階、中2階部分約2,109平方メートル(約638坪)はオフィススペースとなっている。
 1階搬出入口の両面には、75台の車両が接車可能なトラックバースを配置。搬出入口には15mの奥行きのひさしを確保し、小型フォークリフトなどが内部を回遊することができる。
 さらに、2t垂直奥搬送機14機、2.5tの貨物運搬用エレベーターが3機装備されているほか、施設敷地内に増築スペースを約5,000坪確保しており、急な増築にも対応可能となっている。

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