オリックス不動産投資法人(OJR)は16日、「2004年2月期決算短信」を発表した。
当期(資産運用期間2003年9月1日~2004年2月29日)運用状況の営業収益は60億7,200万円(前期比18.6%増)、営業利益は29億8,500万円(同32.6%増)、経常利益は24億8,300万円(同31.8%増)、当期純利益は24億8,200万円(同31.9%増)であった。一口当たりの分配金は14,156円、分配金総額は24億8,200万円、配当性向は100%。
同投資法人は、当期に「オリックス新宿ビル」(取得価格83億円)、「オリックス芝二丁目ビル」(同75億円)などオフィスビル4棟、および商業施設1棟(「日本地所南青山ビル」(同25億4,800万円))を取得。その結果、同投資法人の保有資産は46物件、取得価額の総額は1,415億1,700万円、総賃貸可能面積は18万2,641.29平方メートル、テナント数は254、当期末時点での稼働率は97.0%。
なお次期については、「青山246ビル」(オフィスビル、取得価格52億円)を3月3日付、「CUBE代官山」(商業施設、同24億3,500万円)を3月31日付でそれぞれ取得済みで、また「エクセレント川崎ビル」(オフィスビル、同41億3,000万円)を4月27日取得する予定となっており、営業収益64億6,100万円、経常利益24億2,300万円、当期純利益24億2,300万円、1口当たりの分配金13,821円を見込むとしている。