不動産ニュース / ハウジング

2004/4/20

三菱ホーム、16年春季新ラインアップ発表

 三菱地所ホーム(株)は19日、2004年度新商品発売および新ラインアップを発表。
 基本デザインシリーズの新バリエーションとして新商品「Cerenity(セレニティ)」を発売するとともに、既に発売している「u:D(ユー・ディー)」に新外観デザインを追加、「U・CONCE(ユー・コンセ)」にもプランを追加すると発表した。

 新商品「Cerenity」は、総2階に軒の出が深い屋根を配した落ち着きのある外観デザインが特徴で、ラウンドウォールで囲まれた半戸外空間「コート」により室内と一体感のある空間を演出。同社標準の全館冷暖房換気システム「エアロテック」搭載のため、オープンな空間プランを提案できる。参考プランは163.41平方メートルで3,204万円、参考プラン坪単価は64.8万円。モデルハウスは24日オープン予定の「大宮モデルハウス」(さいたま市大宮区、さいたま新都心カタクラ住宅展示場内)。年間300棟の販売をめざす。

 また、2002年春に発売を開始した「u:D」には、第3弾となる新外観デザインを追加。都市部の街並みに調和したア-ル屋根と大きな曲面壁の下屋を組み合わせた。モデルハウスは29日オープン予定の「みなとみらい21モデルハウス」(横浜市西区、MM21ホームコレクション内)。

 さらに、昨秋販売開始したデジタルカタログによるシステム化自由設計商品「U・CONCE」についてもプランを拡充。新たに2タイプ20プランを発表することにより、7タイプ50プランのラインアップとなった。これにより同社では「『個』客設計レベル」での多様なニーズに対応したいとしている。参考プランは133.32平方メートルで2,340万円、参考プラン坪単価は58.0万円。

 同社では「エアロテック」を軸に、「家は空気」を住まいづくりの基本テーマにしており、住まいの空気環境に関心が高まる中、ホルムアルデヒドやトルエン、キシレンなどの化学物質を吸着分解するVOC(揮発性有機化合物)除去フィルターをオプションメニューに加えるなど、商品群の充実を図る。

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