不動産ニュース / その他

2004/4/21

ミサワホーム、中国の住宅構造材工場が現地初のJAS認定取得

 ミサワホーム(株)は20日、中華人民共和国・山東省で住宅構造用LVL(単板積層材)を生産している「(合)リンイ三澤木業有限公司」(社長:和田淳一氏)が、JAS認定を受けたと発表した。低ホルムアルデヒド構造用LVL生産工場としては中国初の認定となる。

 ミサワホームでは、環境保全をめざし、乱伐が懸念される自然林からの木材調達に替え、計画的に植林された再生林からの木材調達を推進してきた。その中で、1982年から始まった平原緑地化政策によって植林が進み、成長量年間約6,000万立方メートルという、中国ポプラに注目、2002年に工場を設立、住宅構造用LVLの生産を開始した。

 同工場の認定により、同工場から出荷されるLVLはすべて従来の強度性能を確保しつつ、ホルムアルデヒド放散量が最高等級F☆☆☆☆であると認定されたこととなる。同社によれば、現地で中国ポプラを利用したLVL工場は多数あるものの、日本の住宅に使用できる品質をクリアしたものは少ないため、今後は生産率を向上し、外販事業を展開していくとしている。

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