

エス・バイ・エル(株)(大阪市北区、代表取締役社長:渡瀬淳一氏)は22日、ネット住宅「Sum@i21(すまい21)」の販売棟数が当初の目標の1,000棟を達成したことを発表。今後の一層の事業拡大に向けて、新たな販売システムを織り込んだ、第2ステージの販売を27日より開始するとした。
「Sum@i21」は、インターネットを活用することで、営業担当者が訪問活動を一切行なわない「カウンターシステム」での住宅販売を実現させた新しい試みの商品。展示場を一切持たず、商品説明会や現場見学会で商品のイメージを伝えるという販売スタイルも大きな特徴だ。プランを完全規格化することで、生産・物流システムの革新を図り、販売経費や直接原価を大幅に低減。坪単価26万円台(税込)のローコスト化にも成功した同商品は2001年11月の発売発売当初の目標である1,000棟を達成した。「注文住宅と異なり、細かい変更の利かない企画商品という点と、カウンターシステムのみの営業がお客さまに受け入れられるのかという不安もありましたが、今回目標達成となりました」(商品開発部部長:藤本和典氏)。
同社では今回の目標達成を受けて、新たなシステムを加えた第2ステージの販売を27日より開始。第2ステージでは、外観デザインや、外壁カラー、システムキッチンの扉カラーなどの選択幅を拡大。さらに、新販売システム「WPPS(Web personal Presetation System)」を開発・導入することで、個別対応力をシステム化し、邸別のオリジナルカタログの発行が可能となった。
また、商品説明会実施エリアの拡大や、お客さま相談窓口の拡充を図るなど、より顧客アピールを強化したものとなっている。
同商品の2004年度の販売目標は340棟、代理店などの販売棟数を合わせ500棟を予定している。