不動産ニュース / ハウジング

2004/4/22

積水ハウス、アクタスとのコラボで「生活を遊ぶ家」を開発

「生活を遊ぶ家」外観イメージ
「生活を遊ぶ家」外観イメージ

 積水ハウス(株)は、インテリアショップ「アクタス」を展開する(株)アクタス(東京都新宿区、代表取締役:森 康洋氏)と共同で、新ジャンルの住宅商品モデル「生活を遊ぶ家」を開発。5月1日より名古屋地区にて先行発売をスタートし、7月より順次東京・大阪でも発売していく。

 今回の両社のコラボレーションは、新たな顧客層の開拓をめざす同社と、家具・生活グッズにとどまらず住宅本体の設計を含めたトータルコーディネートを実現しようとするアクタスとの相乗効果を期待するもの。

 新開発の「生活を遊ぶ家」では、30歳代~40歳代・本物志向の顧客層をターゲットに、“非日常的なリゾート感覚”“くつろぎ”“癒し”“遊び”など、さまざまな仕掛けがある住空間を提案。
 ただ同社の住宅にアクタスの家具をセットし販売するのではなく、同社の空間提案力とアクタスのインテリアコーディネーションを融合させることで、外観や内装、家具、小物にいたるまでをトータルにコーディネートする。

 外観は、フラットルーフや片流れ屋根を基調に、シンプル・モダンなホワイトの外壁にブラック、オレンジ、イエローなどのアクセントウォールを調和させたデザイン。
 また建物内は、ドイツのポーゲンポール社のシステムキッチンを中心としたホームパーティ空間や、室内と戸外のコートを結びつける大間口によるオープンカフェ風の空間、上質なインテリアを用いたベッドルームにミニリビングを備えたホテルライクな空間など、“生活を遊ぶ”というテーマに合わせ、さまざまな空間提案を行なっていく。
 
 販売エリアは、アクタスが大規模店舗を展開する名古屋・東京・大阪。住宅展示場を順次開設するとともに、同エリアにおけるアクタス直営店に「生活を遊ぶ家」コーナーを設置することで、集客との相乗効果を狙う。
 また販売にあたっては、同社およびアクタスのデザイナーやインテリアコーディネーターによる専任の販売チームを設け、共同で顧客へのトータルな生活空間提案を行なっていく。

 構造は、軽量鉄骨2階建て。今後は軽量鉄骨構造に限定することなく、木造軸組住宅(シャーウッド構法)や重量鉄骨3階建住宅(βシステム構法)にも展開する予定(※シャーウッド構法については当面東京都限定)。
 標準価格は3.3平方メートル当たり67万円から(税込。システムキッチン等建物工事に含まれる同モデル推奨設備を含む建物本体価格)。プランは自由設計。月30棟の販売を見込む。

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