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三井不動産(株)は、30日に竣工予定の産業創造拠点「三井不動産インダストリアルパーク海老名(MFIP海老名) &forest」(神奈川県海老名市)を25日、報道陣に公開した。
首都圏中央連絡自動車道「海老名」IC約2.8km、小田急線・相鉄線「海老名」駅徒歩約9分、JR相模線「海老名」駅徒歩11分に立地。商業施設や共同住宅、分譲マンションなどが整備される予定の海老名市役所周辺地区における全5ブロックの開発事業のうちの一つで、最初に竣工を迎える。敷地面積は約1万9,823平方メートル。建物は地上4階建て鉄骨造一部木造、延床面積は約4万219平方メートル。物流用途に加え、オフィス・研究施設・ラボ等に対応可能なマルチユーススペースで構成する。
マルチテナント型の物流用途を含む施設として、国内で初めて建物構造の一部に木造を採用した点が特徴。同社グループの木造建築ブランド「&forest」の第1号竣工物件となる。
約60立方メートルの木材を使用し、うち40立方メートルは同社の北海道美瑛町の保有林から採取したトドマツ材などを用いている。共用部には国産材を活用した、階高約6.6m、約10.8m×13mの大空間を整備し、構造に木造柱と木鋼ハイブリッド梁(2時間耐火)を採用。ほか、屋内階段や什器にも木材を使用した。木造部分は、鉄骨造で建築した場合と比較し、建築時のCO2排出量が40%程度削減されているという。
1・2階が物流エリア、3・4階がマルチユースエリアで、1フロアは約9,000平方メートル。天井高は1~3階が5.5m、4階が7.5m。積載荷重は1平方メートル当たり約1.5tで、給排水設備対応、72時間対応の非常用発電機を完備。マルチユースエリアは約1,000平方メートルの小割区画に対応するほか、空調や換気設備を備え、フォークリフトも乗り入れ可能と、テナント企業の幅広いニーズに応える設計としている。
3階には、北側に「Forest Lounge」、南側に「EBINA HUB」という名称の異なるコンセプトの共用ラウンジを用意。Forest Loungeは、同社保有林の木材を用いた什器を配置して木質感を演出。EBINA HUBはブラックを基調とした空間に、各種什器のほかバーを想起させるカウンターを設け、交流や休憩ができる場所に。さらに、プロジェクターやモニター、スピーカー、マイクも備え、入居企業が社内イベントやプレゼンテーションなどに利用できるようにした。
また、地域に開かれた場づくりとして、敷地内には高さ約5mのネットで囲まれたボール遊び広場を含む、広さ約2,000平方メートルの公園を整備。沿道には幅2m・長さ約200mの歩道上空地を設けるとともに、樹木やベンチを配置している。
物流利便性が高く、ワーカーのアクセス性も良好な立地が高く評価され、満床で竣工を迎える。1・2階には横河レンタ・リース(株)、3階には同社と(株)ファスマック、4階には新日本空調(株)が入居する。
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