積水ハウス(株)は、2003年度(2003年2月1日~2004年1月31日)における同社の環境に関する取り組み内容および成果をとりまとめた環境報告書「ECO WORKS 2004」を発表した。
当期は、各工場の「資源循環センター」で自社の廃棄物を自社の製品として戻す「自社リサイクル」を推進、自社リサイクル率と再資源化率を向上させることにより「新築施工現場ゼロエミッション」に向けた取り組みをスタートした。
また、2003年8月より、すべての新築戸建住宅を品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)の定める断熱性能の最高等級をクリアする「次世代省エネ仕様」に統一したほか、業界最高レベルの空気環境の実現、住まいの長寿命化につながる「免震住宅」の本格展開などにも取り組んだ。
さらに、街づくりにおける環境配慮として、大型分譲地「リフレ岬・望海坂」における先進セキュリティの導入、住民の防犯意識を高めるための各種イベント開催等のサポートといった取り組みについても同書に報告されている。