不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2004/5/14

NBF、投資物件に「恵比寿CSビルディング」を取得

 日本ビルファンド投資法人(NBF)は14日、東京都心部におけるポートフォリオの充実を図るための資産として「恵比寿CSビルディング」(東京都渋谷区)を取得することを決定したと発表した。

 同物件は、1991年2月竣工のオフィスビル。地上4階地下1階建て、JR「恵比寿」駅徒歩3分、複数路線の利用が可能で交通アクセスにも恵まれており、貸室は整形で個別空調システムで、現時点での稼働率が100%であることなどを評価し、取得にいたった。

 所有者であるカルピスサービス(株)と三井不動産(株)が共同事業を企画し、竣工以来、三井不動産がマスターリースをしているが、所有者の売却の意向を受け、三井不動産が仲介者としてNBFとの交渉にあたっていたもの。なお、NBFの取得時には当該マスターリース契約は解約される予定となっている。

 取得価額は10億円、引渡予定日は5月14日。同社が取得する資産は、土地面積670.26平方メートル、建物延床面積2,128.52平方メートル。総賃貸可能面積は1,595.40平方メートルで、引渡時点のテナント数は5社、稼働率は100.0%となる見込み。

 なお、併せて発表されたところによると、取得資金については、信金中央金庫より、2005年6月1日を返済期日とする無担保・無保証、期日一括返済で10億円を借入する。借入金額は10億円で利率は0.485%。

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