東京グロースリート投資法人(東京都新宿区、執行役員:守田啓一氏)は17日、13番目の不動産投資信託(JREIT)として、大阪証券取引所の不動産投資信託市場に上場した。大証へのJREIT上場は初。
同投資法人は、(株)東京リート(38%)、エイチ・エス証券(株)(20%)、(株)パワーマネジメント(10%)、 (株)城西企業(7%)、(株)武翔綜合管理(7%)、(株)オール商会(5%)、廣田証券(株)(5%)、黒川木徳証券(株)(5%)、リテラ・クレア証券(株)(3%)の9社が出資する運用会社「(株)パワーインベストメント」(東京都新宿区、代表取締役社長:土屋孝樹氏)により、2003年1月18日に設立された。
発行投資口数は9,000口、公募価格は1口につき39万5,000円。主として東京および東京周辺都市部に立地する住宅、集合住宅またはオフィス等を投資対象としている点が特徴で、すでに「パインセンターハイツ」(東京都豊島区)、「セジュール田町」(東京都港区)など5物件を取得している。
今後取得予定の資産は「パークビラ八雲」(東京都目黒区)など12物件、17物件の取得総額は116億9,800万円。
上場初日の初値(始値)は公募価格を上回る40万円、その後最高値が40万1,000円をつけたが、終値は若干下げて39万6,000円となった。