不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2004/5/18

S×L、「2004年3月期決算」発表

 エス・バイ・エル(株)は18日、「2004年3月期決算短信(単体・連結)」を発表した。

 当期(2003年4月1日~2004年3月31日)単体業績の売上高は807億5,700万円(前期比▲0.5%)、営業利益は2億700万円(同▲79.0%)、経常利益は▲2億3,600万円、当期純利益は13億円。
 当期連結業績(対象12社)の売上高は968億3,200万円(前期比▲5.8%)、営業利益は12億3,900万円(同▲30.4%)、経常利益は5,200万円、当期純利益は8億3,000万円となった。

 当期は、売上高、営業利益で前期比マイナスとなったが、投資有価証券売却益および役員退職給与引当金戻入益を計上した結果、当期純利益8億3,000万円(前期実績▲86億7,000万円)となった。

 セグメント別に見ると、主力である住宅事業は、売上高907億2,800万円(前期比▲5.0%)となり、営業費削減に努めたものの、営業利益は28億9,400万円(同▲4.7%)となった。
 リゾート事業では、前期比4.4%増の15億4,700万円の売上を計上。不動産賃貸事業の売上高は17億8,200万円(同▲37.3%)、営業利益は7億2,900万円(同▲35.1%)であった。

 なお次期については、組織の再編成や営業エリアの見直し等、収益体質の強化をめざした経営構造改革を推進し、連結売上高985億円、経常利益18億4,000万円、当期純利益8億8,000万円を見込むとしている。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。