ダイア建設(株)は21日、「2004年3月期決算短信(単体・連結)」を発表した。
当期単体業績の売上高は1,017億7,900万円(前期比32.7%)、営業利益は2億6,800万円、経常利益は▲34億5,500万円、当期純利益は336億3,300万円であった。
一方、当期連結業績(対象13社)の売上高は1,256億6,600万円(前期比20.2%)、営業利益は6億2,700万円、経常利益は▲37億4,700万円、当期純利益は338億2,500万円となった。
同期業績の理由として同社では、2003年5月から、収益力の強化と財務体質の健全化を実現するため策定した「ダイア・リバイバル・プラン(3ヵ年計画)」のもと、長期滞留在庫の一括売却やネットオークションを利用した賃貸マンションの売却、事業拠点の統廃合、マンション分譲事業とその周辺事業に特化するためのグループ会社の再編などを進めたこと、などをあげている。
なお次期については、的確なマーケティングに基づいた商品開発、新しい営業手法の開発に取り組むなど抜本的な事業改革を行ない、収益を重視した事業を展開することで、売上高940億円、経常利益56億円、当期純利益50億円を見込むとしている。