パナホーム(株)は、小規模タイプの有料老人ホーム「ナーシングビレッジ」を、6月1日より、全国(北海道、沖縄、一部寒冷地域を除く)で新発売する。
「ナーシングビレッジ」は、同社が介護関連施設の開発・建築事業で培ったノウハウと松下グループの総合力とを結集、「安定した事業」「リスクの低減」「ニーズに応えるサービス」を事業コンセプトに開発した、小規模タイプ(20~30室)の有料老人ホーム。
小規模タイプとしたことで、事業者にとっては初期投資額を抑えることができるとともに、入居者充足が図りやすい、事業メニューや収支に関する経営判断がしやすいなどのメリットがある。また用地を確保しやすくなり、都市部での開設も可能となるほか、敷地に合わせた多彩なプランニングができる。
外観は、経年劣化のメンテナンスにかかる手間・コストを低減できるタイル外壁を使用。テイストは、ターゲット入居者や周辺環境に合わせてコーディネートできる「ヨーロピアンスタイル」「ジャパネスクスタイル」「クラシックスタイル」の3タイプを用意した。
なお同社では、事業支援システムとして、業界初の介護保険施設事業者向け融資プログラム「ナーシングホームローン」を利用可能とするほか、企画・建設から開設・運営まで、事業に伴う煩雑な業務をパッケージ化しトータルにサポート。さらに、会員制オーナー組織パナホームオーナーズ倶楽部「エイジングライフ友の会」により、施設引渡後も、長期安定経営をサポートしていく。
販売価格は3.3平方メートル当たり44万円台より(標準本体価格・消費税込)。初年度100棟の販売を見込んでいる。