(株)大京、トヨタホーム(株)、オリックス・リアルエステート(株)の3社は、初の共同事業として現在建設中の高級分譲マンション「国分寺ゼルクハウス」(東京都国分寺市、総戸数137戸)のモデルルームを5月29日にオープン、販売を開始する。
鉄筋コンクリート造、地上8階建ての同物件は、JR中央線「国分寺」駅徒歩10分に位置。国分寺崖線上の森に建ち、「旧武蔵野国分寺跡」や「万葉の植物園」などに近い緑豊かな環境に立地する。
外観にはサイズの大きい二丁掛タイルを使用し重厚感をもたせたほか、中庭(共有部分)には微妙な音や水の流れを楽しめる「サイレントフォール」「水琴窟(すいきんくつ)」を設置。住戸には、本御影石を用いた洗面化粧台や人工大理石最高級品を採用したキッチンを標準装備とするなど、仕様・設備面で高級感を演出した。
なおセキュリティとして、セルシオの車両防犯技術を住宅に展開した「スマートキー」を採用。鍵穴がなく、電子錠を携帯し玄関に近づくと自動で開錠、遠ざかると施錠する仕組みで、自動開扉・閉扉の機能を加えた「スマートドア」とともに標準採用としている。
間取りは3LDK・4LDK、専有面積は約73平方メートル~約110平方メートル(平均約84平方メートル)。価格は約4,000万円~約8,000万円。
建物竣工および入居開始は、2005年2月を予定している。
なお同事業は、3社としては初の共同事業となるもので、事業費率はトヨタホームが50%、大京が30%、オリックス・リアルエステートが20%。販売は大京が担当する。
また、今年1月に営業を開始したトヨタホームにとっては、同物件がマンションプロジェクト第1号となる。