(株)センチュリー21・ジャパンは28日、「2004年3月期決算短信(非連結)」を発表した。
当期単体業績での売上高は21億9,100万円(前期比17.2%増)、営業利益は6億円(同45.1%増)、経常利益は6億6,000万円(同41.0%増)、当期純利益は3億6,000万円(同48.0%増)となった。
当期の増収増益の主な要因は、既存加盟店の活発な営業活動により売買仲介の取扱件数が18%、および賃貸関係の同件数が31%増加したこと、ならびに加盟店を64店舗増加し2004年3月末には544店舗体制となったことなどが挙げられた。また首都圏・関西圏が好調だったサービスフィーは18億6,013万9,000円(前期比17.1%増)、加盟金2億1,448万7,000円(同13.9%増)を計上した。
会見の席で代表取締役社長の福島洋介氏は「業績は日本で20年間こつこつとやってきたことが、認知された結果だと思っている。今後エリア拡大はせず、まだまだ進出の余地がある首都圏・関西圏にターゲットを絞り店舗数を増やしていきたい」と語った。
なお、次期については、中堅不動産業では困難なIT化の物件情報検索や研修プログラムに力を入れ600店舗体制をめざしていく方針。加盟店舗数増加による加盟金と業績アップによる増収を見込み、売上高23億6,300万円、経常利益7億2,600万円、当期純利益3億9,600万円を予定している。