日本レジデンシャル投資法人（日レジデンス）は28日、不動産投資信託（REIT）のための不動産投資物件として「ジェイパーク永田町」の信託受益権を取得したと発表した。
同物件は、2003年に竣工した地上10階の集合住宅で、（株）ジョイント・コーポレーションより、10億円で取得する。取得資産は、土地面積367.7平方メートル、延床面積1,272.7平方メートル。総戸数23戸で、一部SOHO用として利用されている住戸を含め、相対的に所得水準の高い単身生活者向けマンションとして賃貸されている。契約時の稼働率は戸数ベースで86.9％。
同物件は、東京メトロ「永田町」駅より徒歩5分圏内で、麹町および赤坂地区のビジネス街へは徒歩通勤可能な好立地。また、周辺地域は、東京都中心部でありながら、公共関連の中枢機関が建ち並んでいるため、閑静な居住環境となっている。同投資法人はこれらの特徴を評価し、都心5区における投資比率を高め、ポ－トフォリオ全体の分散効果の充実を図ることを目的として、取得を決定したもの。
同物件の取得により、同投資法人の運用物件は39物件、取得価格総額は404億5,600万円となった。
