不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2004/5/28

グローバル・ワン、「2004年3月期決算」発表

 グローバル・ワン投資法人は28日、「2004年3月期決算短信」を発表した。

 当期(2003年4月16日~2004年3月31日)運用状況は、営業収益が22億4,300万円、営業利益が11億7,600万円、経常利益が8億7,900万円、当期純利益が8億7,700万円であった。1口当たりの分配金は1万8,124円、分配金総額は8億7,700万円、配当性向は99.9%。

 同投資法人は当期、新投資口発行届目論見書記載の「スフィアタワー天王洲」ほか2物件を2003年9月26日付で取得し運用を開始。その後、オフィスビルのクオリティによる二極化が今後も進展するとの予想から、一定期間経過後も各投資家の投資需要を誘引する魅力として、近(立地のすぐれた物件)・新(築年数の浅い物件)・大(大型の物件)の3要素が重要であると認識。その結果、03年12月25日に「大手町ファーストスクエア」の区分所有権を追加取得した。

 当期末時点での同投資法人の保有資産はオフィスビル4物件、取得価格の総額632億4,800万円。ポートフォリオ構築にあたっては、長期間にわたる資産価値の維持・向上をめざすとともに、キャッシュフローの安定化にも注力。定期借家契約やマスターリース契約など、テナントとの安定的な賃貸借契約の導入に努めた。その結果、賃貸面積ベースで取得物件の60.2%について安定的な契約締結を実現。ポートフォリオ全体の稼働率は98.6%であった。

 なお第2期にあたる時期(2004年9月期)については、営業収益25億2,900万円、経常利益8億2,400万円、当期純利益8億2,300万円、1口当たり分配金1万7,000円を見込んでいる。

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