不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2004/5/31

菱和ライフ、「2004年3月期決算」説明会開催

 (株)菱和ライフクリエイトは31日、「2004年3月期決算短信(単体・連結)」についての説明会を開催した。

 当期は不動産販売事業において、ワンルームマンション1,247戸、ファミリーマンション225戸を供給し、全体で売上高364億3,100万円(前期比4.8%増)、営業利益42億4,000万円(同▲16.2%)を計上。また、不動産管理事業では、ワンルームマンションの販売引渡の増加が賃貸管理物件の増加(同520戸増)につながり、当期末現在の賃貸管理戸数は4,329戸(同13.7%増)となった。
 増収減益となった理由として同社では、大型物件の供給やマンスリーマンション事業のスタートなどにより増収となったものの、営業体制の崩れから利益を圧迫したことなどを挙げている。今後は人事体制を見直し、新人を積極的に採用するなど強気の姿勢で取り組んでいくとしている。

 今後の活動計画については、引き続き東京都渋谷区、新宿区、目黒区などにおいて、同社が得意分野である都心向け大型ワンルームマンションの供給および、マンスリーマンションビジネスの本格的展開を予定。また、現状ではまだ市場がないといわれている「中古ワンルームファンド」について、スムーズに流通するためのシステムを組成。中古市場の育成と整備を図り、アセットマネジメント、プロパティマネジメントなどのストックビジネスへ参入していく。

 なお、次期の見通しは、ワンルームマンションについて当期販売実績の10%台の業績向上を目処としながらも、ファミリーマンションについては当期実績を若干下回る程度とし、連結売上高438億3,000万円(前期比15.3%増)、経常利益53億800万円(同41.7%増)、当期純利益29億7,100万円(同40.2%増)を見込むとしている。

※関連ニュースはこちら

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。