三井不動産(株)と住友商事(株)は3日、「パークマンション南麻布」(東京都港区、総戸数42戸)のモデルルームを、6月5日にグランドオープンし、同月19日より第1期の一般販売を開始すると発表した。
同マンションは、地上8階地下1階建て、敷地面積は1,764.05平方メートル。東京メトロ「広尾」駅より徒歩8分の好立地でありながら、周辺にはフランス大使館ほか各国大使館や有栖川公園などの施設が点在、都心では希少性の高い静かな地域となっている。
建築コンセプトは「森に包まれた美術館」で、高さ15mの大楠や大銀杏、大谷石など、地域の歴史を最大限に生かしたランドスケープを行なった。また、「住まう人が主役」という考えのもと、白を基調としたシンプルな外観とし、ラウンジや池などの共用部分には、彫刻家の安田侃氏や造形作家の脇山愛二郎氏の作品を展示、「美術館」のたたずまいを実現した。
専有部分は、77.98平方メートルから321.87平方メートル、階高を3.3mを確保することにより、天井内に梁型をおさめ、フラットな天井、開放感のある居住空間を創出。24時間有人管理の多重セキュリティシステムなど設備仕様面すべてにおいて最上級のグレードをめざしたものとなっている。ソニー(株)との提携により、140インチ大型スクリーンなどを取り入れたホームシアター(有償オプション)の設置も可能。
第1期販売(販売戸数7戸)は、販売価格1億4,800万円~10億円、最多価格帯は2億円台から3億円台の予定。一般販売に先立ち、一部先行販売を実施しており、すでに23戸について購入予定者が決定している。