(株)長谷工アネシスは15日、長谷工グループが首都圏および近畿圏の既築マンションを対象に行なっているインターネットサービスの提案・構築事業において、2001年4月~2004年5月の約3年間で約20万戸(1,310棟・20万3,066戸)の技術調査を実施、このうち450棟・7万4,597戸がブロードバンド環境を導入していると発表した。
長谷工グループでは現在、首都圏地区は長谷工アネシスが、近畿圏地区は長谷工コーポレーションライフサポート事業部門が、既築マンションのインターネットサービス提案・構築事業を推進している。
同事業は、マンション管理組合と通信サービス会社との間に立ち、公平・中立な立場でブロードバンド化を提案するコンサルティング的なもの。大手通信サービス会社11社との業務提携によって、どのようなマンションにも対応できるメニューを取り揃えている。
なお長谷工グループでは、今後も提携先企業を増やし、サービス料金・通信速度・商品内容の多様化を進めることにより、提案力の強化に注力。従来対象としていた大型マンションのみならず、中小規模のマンションや賃貸マンションにも対象を広げることで、さらなる事業拡大を図っていくとしている。