(社)日本不動産鑑定協会は15日、東京都港区の虎ノ門パストラルにおいて第40回通常総会および懇親会を開催した。
総会後に行なわれた懇親会では冒頭、横須賀 博会長が「去年1年は協会内部の問題を整理した1年だったが、今年は外部の問題にも目を向け、地価公示の精度を高めるとともに、不動産鑑定評価に関する国民の理解を深めるべくPRしていきたい」と挨拶。また、「不動産取引の円滑化のための地価公示法及び不動産鑑定評価に関する法律の一部を改正する法律」により、不動産鑑定士試験制度が一部変更、試験合格後の実務修習が必要となることを受け、「実務修習機関の立ち上げなど、後輩の育成に努めていきたい」と述べた。
その後、国土交通省土地・水資源局長の伊藤鎮樹氏の挨拶に続き、同省土地鑑定委員会常勤委員の黒川 弘氏の音頭で乾杯。保岡興治衆議院議員(自由民主党)、月原茂皓参議院議員(同)、森元恒雄参議院議員(同)ら多くの国会議員も列席し、盛会となった。