不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2004/6/16

日レジデンス、投資物件に「(仮称)水道橋マンション」を取得

 日本レジデンシャル投資法人は16日、不動産投資信託(REIT)のための不動産投資物件として、「(仮称)水道橋マンション」(東京都千代田区、賃貸可能戸数65戸)の所有権取得を決定したと発表した。

 JR中央線・総武線「水道橋」駅徒歩4分に位置する同物件は、2005年2月竣工予定、鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上14階建ての共同住宅。延床面積は4,042.95平方メートル、賃貸可能戸数は全65戸(1K13戸、1LDK26戸、2LDK26戸)。
 売り主の住友不動産(株)より23億3,000万円で取得することを決定、同日売買契約を締結した。取得予定日は未定で、2005年3月25日までの間に別途取り決める予定となっている。

 同物件が建物竣工前の物件であることについて同投資法人では、一般に建物竣工前に売買価格を含む条件を決定し契約を締結することにより、竣工後の取得よりも廉価に取得することが可能で、本件もそうした有利な条件での取得を企図したものとしている。
 また、開発中の案件であることにより内在化するリスクについては、売買代金の支払い条件として、竣工予定日までに設計図書に基づき建物を建築すること、定例会議において建築工事の進捗状況等を報告することなどを定めることで工事完工・建物引渡しのリスクを低減。さらに(財)日本不動産研究所から同物件の価格に関する調査報告書を取得することにより、竣工予定日までのマーケット変動リスクも低減することができるとしている。

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