三菱地所(株)、中央不動産(株)は15日、JR東京駅丸の内北口前に所在する「オフィスビル」「ホテル」「商業施設」などで構成された街区「丸の内オアゾ(OAZO)」(東京都千代田区)の商業ゾーンに新たに出店する店舗が決定したと発表した。
丸の内オアゾ内の商業ゾーンの規模は、既存建物である丸の内センタービルを含めて1万5,000平方メートル(4,650坪)。今回出店が決まったのは、物販7店舗、飲食29店舗、サービス・クリニック8店舗の合計44店舗。ターゲットはビジネスパーソンのほか、大人の教養・感性を持つ幅広い世代を想定している。
そのうちの33店舗が入居する「オアゾ ショップ&レストラン(仮称)」には、キーテナントとなる書店の「丸善」が地上1階(一部)~4階に入居するほか、地下1階~地下2階には、オフィスワーカーのモーニング・ランチはもちろん、テイクアウトや待ち合せにも利用できるベーカリーレストラン、雑貨ショップが入居。5階~6階はビジネスランチやディナーのほか、広域から訪れる来街者も楽しめるようバラエティ豊かな質の高いレストランで構成されている。
一方、11店舗の出店が決定している「新丸の内センタービルディング」には、コーヒーショップ、化粧品・薬局店、総合旅行代理店が地下1階~地上2階に入居。また地上4階~5階は、ヘルスケアと美に応えるクリニックゾーンとなる予定。
なお、丸の内オアゾのグランドオープンは9月14日。両社では、ビジネスとカルチャーを軸とするこの商業施設が誕生することで、同地区の利便性がより一層向上するとともに、新たな賑わいが形成されていくとしている。